Coming Soon!
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夜のアンテイグアの石造りの道を歩きながらふと立ち寄ったレストラン、Sobreme。お店の前 に出ていたメニューを見ているとすぐに”Hi”と声をかけてきたお店のウェイターさん。そのフ レンドリーな感じに魅かれ、何時にしまるの、と聞いてみる。12時だけど時間だからってお 店からキックアウトしたりしないよ。そのコミカルな返答の中に暖かみを感じ、行き当たり ばったりでそこに入ってみることにした。 お店のオレンジっぽい暖色系の壁のあちらこちらにいろんなスタイルの絵がかざられている。 その気取らないArtyな感じがなんとなく若くてダイナミックな感触。メニューを開けてみると まずお店の名前の由来が書いてあった。 Sobreme とはポルトガル語でデザートという意味。で もスペイン語での”デザートする”という言葉の中には文化的にもっと深い意味があるという。 スペイン人が昼食をすませるのはだいたい午後2時か3時頃。その後テーブルにゆっくり居 座って、仲間とデザートやコーヒーやお酒などを満喫して午後も遅くなった頃に仕事へ戻る。 そんな”デザートする”習慣のなかにラテン文化が重視する家族や友人との絆の大切さがみえる という。レストランの長居するのにぴったりそうな居心地のよいリラックスした感じに似合う 名だと思った。 お水を頼んだ後、ちょっとしてからまたウェイターさんが戻ってきて変な質問をしてくる。 「ところで、赤と緑とどっちがいい?』だって。即座に「赤!」と答えたけどなんのことだか 意味がわからない。見てると他のテーブルにも同じことを聞いている。いろいろ想像している とお水と一緒に赤いナプキンをもってきただけのこと。でもなんとなくその茶目っ気がかわい いと思った。 豊富なメニューの中からCroqlie Monsielirというサンドイッチを頼んだら大正解。クランチーに 焼かれたバゲットの上にのったとけとけのモッツレラチーズとその上からなみなみとかかった gruyereチーズソースとのバランスが美味しすぎる!バゲットのなかにはさまっているのはサ テーされたマッシュルームとトマトとターキーハム。そこまでユニークな組み合わせというわ けではないけど、やっぱりこのお皿中にしたたり落ちたチーズソースがこのサンドイッチの存 在を新しい境地へ向上させて口の中に広がる大満足感。使っているチーズや野菜やすべての食 材へのこだわりと質の良さも堂々と伝わってくる、ただのサンドイッチのはずなのにそれ以上 へと変化をとげた一品。飛行機を形度って現れた人参たちから遊び心も伝わり、ただものでは ない店だという結論に達する。 おいしかったサンドイッチの後はしっかりデザートの時間。クラシックチーズケーキなんかに 心はふらふらとゆれたけど、もともとパンプキンパイ好きな私はパンプキンチーズケーキを頼 んでしまう。ケーキの上にかかったラム酒を貴重にしたウオルナッツソースの中の凝縮された ウオルナッツ風味とクリーミーでまったりとしたパンプキンチーズケーキのコンビが計算され た技って感じ。ケーキ皿にのってきた普通より長めのスプーンがなぜかかわいさ度をアップさ せる極めの細かいプレゼンテーションにも魅かれた。お茶も一緒に頼んだら、ウェイターさん がいろんなテイーバックの入った木箱を持ってきて見せてくれた。その中から菊花の入った プーアール茶を選んで、アンテグアで見つけたラテン風味のつまったレストランの夜にちょっ と東洋心をはさんでみたりした。
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